A : 吸水口にテトラの『P-1』スポンジのような比較的目の細かいスポンジをつけるのが一番簡単だと思います。
ミナミの稚エビは小さいです。孵ったばかりのときは2mm弱、触覚を伸ばしても5mmぐらいしかないと思います。 エビはスポンジフィルターの表面に吸い付けられる有機物やそこに生えるコケを食べるためにスポンジの表面に集まる性質があります。特に小さなうちはその傾向が強いように感じます。また、エビは体が細長いですから2〜3mmくらいの隙間があれば通り抜けてしまうと思われます。
したがって、お使いのスポンジをご覧になって2mm以上の目の粗さなのであれば、十中八九スポンジを通り抜けているのでしょう。防ぐには、掃除の頻度が高くなるのを覚悟の上でもっと目の細かいスポンジに交換するのが良いと思います。具体的には、テトラの『P-1』フィルターや『ビリーフィルター』(こちらの方がP-1よりも目が細かい)がお勧めです。他の方策としては、今お使いのスポンジの上にパンティーストッキングを被せて括るという方法もあります。ためしてみて下さい。
クロモに乗っている孵ったばかりのミナミヌマエビ(2mm弱)
短く切ったパンストを被せて括る
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