A : 設備的には少なく見積もっても1000匹、維持がうまければ2000匹は飼えるはずです。よって他の魚などとのバランスを考慮しても今の段階は十分に許容範囲内です。心配要りません。
仮に、エビだけで飼いウィローモスなどで環境を整えてやるとすれば、60センチ水槽で2000匹ぐらいは許容範囲内です。ただ、うちでそこまで殖やしたときは、水槽の底面は言うに及ばずモスの中の中まで小さいエビが敷き詰められたような状態になっていましたから、他の魚と一緒に飼うとなるとそうはいきませんよね。
お書きになっている飼育環境でも、“設備的には”2000匹は十分に飼えますが、魚や水草とのバランスがあるため、“実際は”、60匹ぐらいで自然と頭打ちになるはずです。プラティーやカラシンがエビを食うことを考えれば、隠れ家がない場合にはもっと少ない数で推移する可能性も大きいでしょう。
したがって、酸欠に関して心配する必要はありません。いきなりたくさんのエビを入れるならエアポンプを使うなどの配慮がいるかもしれませんが、自然に殖えていく分には気にしなくて大丈夫です。100匹もいかない数ならば問題になることの方が稀です。また、もし酸素が少なくなってきたら、エビ自体がそれ以上自然と殖えなくなります。
また糞の量は水槽の中に投入する餌の量とも密接に関係してきますが、一般的には気にしなくて大丈夫です。問題になるのは1000とか2000とかいった数になったときですが、上述のように今のその水槽でそこまで殖えることはちょっと考えられません。
結論として、今のその水槽で多くなったときのことを心配する必要はまずありません。それよりも隠れ家を作るとか水質に気を配るとか、エビを殖やす方向に力をそそいだ方が賢明だと思われます。
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