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 : バクテリアは濾材の表面と水中とどちらにいるのでしょうか

 バクテリアは濾材の表面にいる他に水中にも浮遊しているのでしょうか?水換えでバクテリアが減るのは、「換水でバクテリア入りの水を捨ててしまったから」なのか、それとも「換水のショックで濾材についたバクテリアを死滅させてしまったから」なのか、どちらでしょうか。


 : 私の意見は、「両方にいる」です。

 家庭では簡単にバクテリアを観察できないので、バクテリアについて確実な情報を得るのが難しいですよね。アクアリムの世界ではバクテリアのほとんどが濾材などの表面に着いていて、そこで活動している、と考えるのが一般的であるようです。実際、濾材を乱暴に洗浄したりすれば水質の急変・悪化を招いてしまうので、それは一応正しいのだと思います。
  しかし、たとえば新規にセットした水槽に、既に立ち上がっている水槽の“水だけ”を入れた場合、その新しい水槽の立ち上がりは古い水槽の濾材を移植した場合と変わり無いほどスムーズになることも実感できます。
すなわち、実際の観察や実感からすると、「水中にたくさんいるが、濾材にもついている」というのが正解のように思います。


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