A : あまりお奨めできる方法ではありません。しかし一定の効果はあるので試してみる価値があると思います。
もしかしたら専用品が販売されているのかもしれませんが、私は見たことがありません。売られていても入手しにくいのかもしれませんね。実行するならホームセンターで売られているミラーシールを使うのが簡単で良いのではないでしょうか。
上から照らす光以外に横からや下からも光をあて光量をかせぐ方法は、以前から水草愛好者の間でいろいろと検討されています。お書きのような反射効率の高い材料を側面に設置する方法の他にも、水中蛍光灯を側面や背面などに設置する方法や、単純に蛍光灯を水槽の外側の側面に設置する方法、底床材を明るいものや白っぽいものにして下からの照り返しを増やす方法など、けっこう種類があります。
で、肝心の“効果”ですが、たしかに一時的には水草の生長が良くなります。しかし長期的には水草の生長が変になることが少なくありません。曲がったり、すぐに花穂が出たり、コケだらけになったり、いろいろあります。おそらく水草の生理がおかしくなるのでしょうね。
私としては、そのような方法は、上からの光と横からの光のバランスを工夫する(上からは強くあて横からは少しだけあてる、など)ことで光量不足を一定の範囲で改善できる有効な方法であると同時に、弊害も多く調整が難しい方法でもある、と思っています。
実際のところ、今までに多くの方がためしてこられたのに一般的な方法として定着していないことを考えればあまり優れた方法ではないのかもしれません。しかし試してみる価値はあると思います。 |