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 : 輸入グッピーを追加で導入したところ、前にいたグッピーも含めて病気が発生してしまいました。どうすれば良いでしょうか

 60cmの水草水槽に、ひめだか10匹と、輸入グッピーを6匹+2匹、二度に分けて購入、その後コリ2匹、ミナミヌマエビ5匹を投入してます。水槽を立ち上げてから、もう、1ヶ月が過ぎます。二度目に購入したグッピー投入後1週間でお子様5匹を発見しましたが、その二度目の購入の2匹に尾ぐされ病が発生し、昇天。一度目に投入したグッピー1匹が感染し現在隔離中で、お子様4匹も昇天しました。ところが、他のグッピーたち(お子様1匹含む)は、全く感染の気配もなく、雌などは大きなおなかで元気元気!なのです。果たして彼らは感染しているのでしょうか?薬浴など、必要なのでしょうか?水の全取替えは、前にタナゴを飼ってときに1匹ずつ死んでいった経験があるので、決断できずにいます。
  水槽の様子は、午前中は太陽光が当たり、水草はどんどん茂って、コケもずいぶん増えました。毎週ガラス面のコケ取りをしています。2週間に一回程度、1/4の水かえもしています。


 : 薬浴はした方が良いとは思いますが、どんな薬浴が効くか、それで完治するか、などは不確実で何とも言えないのが現状です。

 結論を先に書きますと、薬浴は必要だと思いますが、「それでどうなるか」については、何とも言えません。“状況次第・運次第”といったところです。病気の治し方はもっともらしいことを書けないこともないですが、輸入グッピーに関してはすべての事柄について例外の発生率が高いので「こうすればこうなる」と書いても、きっとそうならないだろうとも想像できます。
  現在の状況についてだいたいの推測をしますと、
1.一度目に購入したグッピーは病原菌をもっていなかった、あるいはもっていたけれど発症していなかったグッピーだった
2.そして、二度目に購入したグッピーは元から病原菌をもっていて、それが発症。そして一度目のグッピーとその子供に感染したか、あるいはそれが引き金になって発症、という状況なのかもしれません。
  こう考えると、今の水槽の中のグッピーは、すべて保菌者である可能性があります。元気でいるそのメスも単に発症していないだけの可能性が高そうです。
  では「どうすれば良いのか」と言うと、上述のように「何とも言えない」というのが正直なところです。病気が発生している以上、薬や塩の使用は検討すべきだと思います。しかし、どの方法が効くか、あるいはそれで完治させられるのか、などについては非常に不確実です。輸入グッピーに関してはプロを名乗っているショップでも不調から回復させられずに死なせてしまうことがよくあるのが実情です。したがって、まずは『日本動物薬品』のサイトなどにある魚病の情報にしたがって一般的な治療を行い、それでダメだったら新しい魚を追加したりせず、いったん水槽や器具を全消毒することをお奨めします。治療の方法については、グッピーの専門サイトにある程度効果が見込める方法が載せられています。一度調べてみて下さい。また消毒は台所用の漂白剤でだいたいは可能です。そして、病原菌が無い状態から再出発するのが良いと思います。今の水槽では、たとえ魚の全部の症状がおさまったとしても、別の魚を追加すればまた症状が出て病気が蔓延する恐れがあります。そういう事例のレポートをときどき目にしますし、私も経験があります。本当は完全に終息する時期・期間はあるのかもしれませんが、それを見極めるのが難しいのかもしれませんね。
  このように、輸入グッピーに関しては、残念ながら「健康に」飼うことが難しいのが現状です。詳しくは『ENTRANCE of AQUARIUM』の『輸入グッピーを飼おう』のコーナーを読んでみて下さい。他のグッピーに関する情報源と比較して虚飾のない極めて現実的な情報が載せられています。輸入グッピーの現状の理解にきっと役立つはずです。


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