A : 単純に、健康に育つ魚の数よりも死ぬ数の方が多ければ減ってしまいます。また、産卵(児)には当然限界があります。
少し難しく考え過ぎておられるような気がします。単純に考えれば答えはすぐに出ますよね。水槽を一つの箱として考えてみて下さい。箱の中のものがどんどん減っていっても、同じ数だけのものが供給されていれば、総数は変化しませんよね。変化するのは、減る数と増える数が同じでない場合です。
ご質問の場面にあてはめると、
“産まれてくる魚の数”が、”死んでいく魚の数”を下回れば、1年後には数が減ってしまうことになりますね。
また、グッピーの親のペアが仮に死んでしまったとします。すると、水槽の中は「−2」ですね。しかし、このペアがその一生(1年〜2年ぐらい)のうちに2匹の子供を残していれば「+2」となりますから、「差し引き 0 」です。水槽の中のグッピーやプラティーの数は、総数で変化なし、です。
このように考えれば、産まれてくる子供の全部が順調に成長するわけではない点を考慮しても、“ガンガン”産ませる必要が無いのは分かると思います。簡単に言えば、「1番いの親から1年に2匹の子供が育てば大丈夫」ということですね。
グッピーもプラティーも生き物ですから、産児の回数に限界はあります。しかし、両者とも寿命が短い分、短いサイクルで産児を繰り返します。また、卵を産むのではなく魚の形で産むことでその後の生存率を上げています。したがって、あまり神経質に稚魚を採り上げる必要はないと思います。
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