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 : CO2の添加に使うレギュレーターは、やはり凍結防止用のヒーターつきの方が安全でしょうか

 初めてCO2の大型ボンベをレンタルしてもらってきたのですが、レギュレーターはまだ買ってません。酒屋さんで見たレギュレーターには凍結防止用のヒーターがついていたのですが、オークションでアクアリウム用のものを見ているとヒーターがついているように見えません。アクアリウム用のものにはヒーターはついていないのでしょうか。また、やはりついてる方が安全でしょうか。180センチ水槽に使おうと思っています。 


 : 安全だとは思いますが、家庭の水槽用に使う分には必要ないでしょう。

 オークションで売られているものにヒーターがついているかどうかは、「アクアリウム用」とされていても実体は色々なものがあるので一概に言うことはできません。出品されている方に直接お聞きになるのが確実でしょう。ただ、少なくとも、アクアリウムメーカーから発売されているレギュレーターにはヒーターつきは無いと思います。
 理由は単純で、「必要ないから」です。ご存知だと思いますが、ボンベの中の液化炭酸ガスがボンベから放出されるとき、急激な気化で周囲の熱が奪われてレギュが霜で凍り付いてしまいます。レギュのヒーターは、これを防ぐためです。しかし水槽に使う場合、CO2ガスの放出はごく僅かずつです。180センチ水槽に最大限に添加しても、レギュが凍りつくほどの熱は奪われません。家庭の水槽ならば15本、20本といった水槽に添加しても霜が少しつくぐらいです。ですから、ヒーターはついている方が安全だと言えば安全でしょうけれど、家庭の水槽用に使う場合には必要ないと思います。


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