Ｑ　：　発酵式でできたアルコールが水槽に入ってしまったのですが、全換水すべきでしょうか

　発酵式でCO2添加をしていますが、先日子供が誤ってボトルを倒してしまいました。慌てて直したのですがチューブの中に発酵床の水滴が付いていました。つまり発酵して出来たアルコールが水槽に入った可能性があります。それが原因か分りませんがエビがバタバタと連続して死んでしまいました。魚は今のところ元気そうです。この場合、完全に換水した方がよいのでしょうか？

Ａ　：　バクテリアがダメージを受けることを念頭におきながら、すぐにできるだけ多くの量を換水すべきだと思います。

　エビの多くはアルコールが少量入っただけで死ぬことがあります（魚はけっこう耐えます）。ですから 完全に換水する方が良いとは思います。しかしそうするとバクテリアが大ダメージを受けるはずで、今度は亜硝酸の害が発生してしまう可能性があります。よって、「バクテリアのダメージを抑えられる範囲でできるだけ多く換水」というのが現実的な手当てだと思います。具体的には、少量に分けて頻繁に丁寧な換水をしたり、注ぐ水は他の水槽からもってくる、といった手当てです。

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