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  リシアを沈めるためのケースはネットとタイルで代用しても大丈夫でしょうか

  こちらのサイトで紹介されているリシアを沈めるためのケースですが、ステンレスの金網は値段が高いのと加工が難しいということがあるので、よく枝豆入れて売られている緑色のネットと、陶器のタイルを使って作ろうかと思っています。これだと、何かまずいことが起きると思いますか。


 : 大丈夫です。特に悪影響は無いと思います。同等品ができ上がります。

  実際、タイルに載せたリシアを緑のネットでカバーしてある製品が市販されています。そしてその方法が原因でうまく育たなかった、などという話しを聞いたことがありません。ただし、私の経験からはステンレスのケースの方がリシアが茂ったときの仕上がりが綺麗だと思います。ネットで作るとどうしてもネットの角の方にリシアが茂りにくく、ネットの角が目立ってしまいます。
 同じように、鉢底ネットと緑色のネットと平たい石で作る方法もあります。鉢底ネットは植木鉢の底の穴を土がこぼれないようにふさぐためのものでホームセンターの園芸用品のコーナーで買えます。平たい石はADAの『リシアストーン』が入手しやすいでしょう。鉢底ネットを四角く切ってリシアを載せ、それ全体を緑のネットの中に入れてしまいます。水の中で浮いてしまうようなら鉢底ネットの下側に平たい石も入れてやります。緑のネットがびろーんと広がるようならアルミの針金を使って下側で留めておきましょう。また緑のネットはネットの底の接着シロをハサミで切り落とすなりして余分な部分を少なくしておくとリシアで覆われない部分ができにくくなります。
  他にも、単純に『リシアストーン』にテグスでグルグルと巻いたり、炊事に使う茶漉しのようなものを裏返しにしてみたり、色々工夫してみて下さい。私の場合は、いろいろと作ってみて最後に行き着いたのがステンレスの金網で作ったケースだった、というだけです。工夫の仕方はまだまだあると思います。
 ステンレス金網のケースは、作るのが面倒ですが、いったん作ってしまえばずっと使えますし、セットし直す時に手間と時間ががかからないのが良いところです。一方、セットし直すことを考えず、短期間の使用で間に合うのなら、他にも良い方法がたくさんあるはずです。

枝豆やオクラが入っているネットと家の外壁用タイル タイルの上にリシアを置いて丸ごとネットの中に入れます
   
鉢底ネットは緑のものも売られています タイルの場合よりも通水性が良いのが利点です


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