A : リシアは活着する性質をもたないので、傷みにくい糸などで括りつけておきましょう。
水槽のレイアウトではリシアを水中に沈めて使うことがほとんどですが、リシアはもともと浮き草です。ですから、流木などに活着することはありません。レイアウトで活着しているように見えているものは、実は糸やネットで括りつけられているものです。活着はしていません。したがって、糸やネットを外すことはできません。外すとすぐに浮いてきてしまいます。
リシアを流木などに着けたい場合は、木綿糸などのようにすぐに分解されてしまうものではなく、化繊の糸やテグス、あるいは化繊のネットなどで押さえておきます。また糸で巻き着ける場合は、糸と糸の間をあまり空けずにぐるぐる巻きにしておきます。間から抜けてしまうことがよくあるからです。特にヤマトヌマエビのような大きなエビを入れている場合は引きずり出されてしまうことがよくあるので要注意です。オトシンクルス
ネグロや、アノマロクロス トーマシーのようなシクリッドもよくいたずらします。
また、ウィローモスなどを利用してリシアを着ける方法もあります。モスやミクロソルムなどと一緒にリシアを流木に巻きつけ、モスやミクロソルムが活着したところにリシアが絡み着いているような状態に仕上げる方法です。これならあとで糸を外しても大丈夫ですね。
他にも工夫の仕方は考えられますので、楽しみながらいろいろ試してみましょう。
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