■GOOD AQUA■

ヤマトヌマエビ
 


01.07.29 02.04.18リメイク 02.06.23リメイク 03.01.14デザイン変更 03.09.25情報追加


 

 ヤマトヌマエビは、身体が大きい分、1匹あたりのコケ取り量が多いです。そのために、コケ取り用のエビとして導入を勧められることがしばしばあると思います。
 しかし、水槽内で殖やせないのが難点です。ペットボトルやプラケースに塩水を作って殖やせますが、めんどうこの上ないです。何回かやりましたが、あまり人にはお勧めできるものではありませんでした。
 また、 ショップで売られているヤマトヌマエビが、ほぼ100%採集ものというのも、気にかかるところです。採集地では、絶滅したりせずに、ちゃんと生き残っているのでしょうか?アクアリストがみんな使い捨てに近い状態で買い続けたら、居なくなってしまったりしないか、ちょっと心配です。そんなこともあって、うちでは最近ヤマトを買っていません。減ったら、しょうがないので、自分で殖やしています。

 

 私が子供の頃、和歌山に遊びに行ったら、泊まった民宿でヤマトヌマエビの空揚げが出てきたことがあります。泥臭くておいしいものではありませんでしたが、今のショップでの値段を考えれば、贅沢なはなしです。

 ところで、むかしから日本産の淡水魚や金魚を扱っているお店では、ヌカエビやミナミヌマエビ、ヤマトヌマエビなど、日本産のエビがけっこう売られていました。ですから、コレクション的にいろいろ水槽に入れている方も結構いらっしゃったと思われます。私もときどき買ってきて水槽に入れていました。また、ショップのオヤジさんに薦められて、水草のコケ取り用に飼っている人もいました。ただ、ヤマトは、比較的暖かい地域にいるエビなので、関西や四国でしか売られてなかったのかもしれません。

 後になって、ADAが“水草水槽のコケ取り用”として6匹1,000円で売り始めたため、関西でもいきなり値段が上がってしまったのを覚えています。それまでは、小さな柄杓ですくって、「1杯いくら」という単位で売られていたのに、それ以来、「1匹いくら」に変わってしまいました。

 最近は、台湾産で採取したヤマトヌマエビも流通していると聞いたことがありますが、もう日本のものは採れなくなってきつつあるのでしょうか?ちょっと心配です。

 オス。成体は、メスに比べると2回り以上小さいです。

※ ヤマトヌマエビの卵から出たばかりの幼生=ゾエア幼生の珍しい画像が、sanchoさんのサイトお気楽実験室で拝見できます。必見。

 

 

 

renさんからいただいた情報です。

 投稿者:ren 投稿日:2003/09/18(Thu) 21:47
こんばんわ。
今日、ヤマトヌマエビの一番おきいやつが、昼間ずっとじっとしてました。
もうこいつは駄目なのかなあと思ってたんですが、夕方6時頃何気なく水槽を見ていると、小さいヤマトヌマエビたちがでかいのを追い回してたんです!!
1匹は背中に張り付いてはなれない。
まさか、弱ってるエビを食べようとしているのでは?
と思ったのですが、周りにいるのはどうやらオスばかり(身体が2回りほど小さい)のようで、
これはまさか交尾では!?
ってなかんじで写真を撮りました。
今は落ち着いてまたじっとしてますが、ときどき追われています。

投稿者:ren 投稿日:2003/09/19(Fri) 17:00

今日囲まれていたエビが抱卵していました。
脱皮した様子は見られなかったのですが、、、
隠れて脱皮していたのかもしれませんね。

 

 

 

※きょうさんからオレンジ色をしたヤマトの画像をご投稿いただきました。

投稿者:きょう 投稿日:2004/02/15(Sun)

 

 

 



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