■GOOD AQUA■

CRS〜卵をつけたままの脱皮
 


03.10.02


 

 N・Oさんから珍しい画像をお借りできました。(感謝)

 CRSに限らず、水槽の中で繁殖可能なエビは時々、卵を腹脚にいくつか残したまま皮を脱いでしまうことがあります。親エビの脱皮のタイミングがそれ以上遅らせるところまできていたのか、あるいは、繁殖の効率を追求するために少し残っているぐらいなら見捨ててしまうのか、本当のところはよく分かりません。

 

 

拡大したところ

 この画像のように、卵の中に目がはっきり見えて身体が成熟していれば、脱ぎ捨てられた皮からでも稚エビが出てくることがあります。したがって、このようなことが起きても、すぐに皮を捨ててしまわずにしばらく様子を見た方が良さそうです。また、エアレーションをかけて酸素が卵に十分に行き渡るようにしてやると、生き残る確率が高くなることが知られています。

 

 

 



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