ネットの種類と使い分け 01.01.29

 形は、四角・三角・丸、の三種類しか見たことありません。他にもあるのかな?丸型は画像にありませんが、主にグッピーの稚魚選別用として小さいものが売られています。

 網目は、粗いものと細かいものがあります。細かい目のものは、ミジンコでも掬えますが、トリミングや底床の交換の時などにこれを使うとすぐに目が詰まってしまって、水槽の中を掃除するつもりがなかなかうまくいきません。こんな用途には粗い方が向いています。また、サイアミーズフライングフォックスなどの、「超」すばしっこい魚を掬うときに細かい目のものを使うと、追って来る水圧を感じて魚がよけいに逃げ回ります。こんなときも、やはり粗い方が向いています。

 色は、白・黒・緑の3色が一般的でしょう。緑だと魚が逃げにくいと言われたりしますが、長年使っていてそんな差を感じた事は一度もありません。私は実感できるほどの差は無いと思います。

 網の深さは、メーカーごとに様々です。外国製のものは、一般に深いものが多いですね。ただ、深いものは、掬ったあと別の水槽に魚を放すときに網が裏返りにくく、網を振ったり無理に裏返したりして魚の粘膜を痛める危険性が高いように思います。画像の中では緑のもの(外国製)が1番深く、私は滅多に使っていません。

 枠の材質については、画像のような針金にコーティングを施してあるものの他に、プラスチックでできたものもあります。代表的なところで、GEX(FIVE PLAN)の「PRO NET」が、実勢180〜240円ぐらいで、針金のものより5割ほど高いです(といってもわずかな差ですが)。針金のものが、錆びたり首のところが痛んだりし易いのに対して、プラスチック製のものならそんなことはありません。ただし、プラスチック製のものは網のフチが傷み易いです。

 魚を捕まえるコツ、網の取り扱いの注意については、網についてまとめるときに、また書きたいと思います。

現在私が使っている網たちです。