水槽に手を入れたいが手に傷がある  04.02.20

 水槽を維持していれば必ず水槽の中に手を入れなければならない場面が出てきます。手を濡らさずに済ますことなどできないはずです。
 しかし、そういうときに手をケガしていて傷があると困ります。手の傷からアマゾンの未知の菌が入り込んでこないとも限りません。(ちょっとオーバー)
 もちろん、そういう場合のために液状絆創膏(たとえばこういうもの→)が市販されているので使えれば良いのですが、いつも手元にあるわけではないです。また、肘まであるような長い手袋を着けたのではトリミングなどがしにくくて仕方ありません。

 そんなときに役に立ってくれるのが“瞬間接着剤”です。安ければ100円で買えます。
 傷をつまんで傷口を閉め、その状態でちょちょっと塗って傷口を固めてしまいます。固まったら、もう一度上から薄く広く塗っておけばOKです。
 当然ながら塗り方や使い方によって完全に菌を防御できるわけではないでしょうが、「何もしないでそのまま手を突っ込むよりはマシ」ぐらいの感覚で使えます。
 私はよくこの小技を使いますが、とりあえず今のところこれで水が浸入したことはありません。何も手当てをしないで水槽に手を突っ込むと傷口が腫れることがよくあるのですが、そんなことが無いので助かっています。
 また、塗ったことで魚や水草などに影響が出たことはありません。

 ちなみに傷口は瞬間接着剤で閉じていると治りがずいぶん早くなります。

 環境ホルモンのような長期的有害性の有無が分かっていなのであまりお勧めできる方法ではありませんが、ま、「こんな裏技もある」ってことで。