pHメーターホルダー  02.09.07

 一般的なペン型測定器は、測る時に、安定するまでじっと持って待っていなければなりません。時間あるときなら、水をゆっくり混ぜながら気長に待てば良いのですが、待っている時間を使って他の水槽に餌をやったり水換えをしたりしたい場合もよくあります。

 そこで考えたのが、これです。名付けて「pH計ラクダー」。水槽の角や蛍光灯の間にひっかけておけば手を放すことができるので、数値が安定するまでの時間を有効に使えます。

 

 材料:割り箸1本、アルミの針金(ハサミで切れます)

 作り方:見ての通り。

 こんな風に、穴を2作ります。
 そこへpHメーターを差し込みます。アルミの針金は柔らかいので、簡単に曲げて入れられます。
 それを、このように、蛍光灯の間や水槽の角に引っ掛け、しばらくしてから数値を読みます。
 じっと持っていなくて良いので予想以上に役立ちます。お勧め。

 

 注意しないといけないのが、まず、pHメーターの形状です。新電元のこのタイプのモデルと、ニッソー・HORIBAのモデルは、先細りの形状なのでこのホルダーを使えますが、マーフィードのpHメーターはずん胴なので差し込むタイプでは抜けてしまいます。マーフィードのメーターの場合は、お尻にあるクリップ部を引っ掛けるような構造でないとだめです。

 また、たまにある失敗が、「置き忘れ」です。別の作業をしているうちに引っ掛けておいたのを忘れてしまうことがあります。ですから、使うなら、一定の時間が経った時にオートでOFFになる機能がついているメーターが良いと思います。
 新電元のものと、ニッソー・HORIBAのものにはその機能がついていますが、マーフィードのものにはついていないので要注意です。