作品No.008 『凄涼』 (せいりょう)

水槽内の権勢をほしいままにする水草と、繁茂すれば繁茂するほどそこに生まれる寂寞とを同時に表現している作品。トニナやロターラを押しのけるかのようにヘミグラフィスの仲間が勢力を拡大しつつあり、その生命力の強さには理屈抜きで賞詞を捧げたくなる。