応急処置型の油膜取り器


Uchidaさんから、水を循環させて常時稼動させるタイプでない油膜取り器について、アイデアをお寄せいただきました。常設しておき必要なときに稼動させるタイプです。
水槽に新水を入れ、増えた分の水が排水されるのを利用して油膜を取る構造です。市販されている水を循環させるタイプに比べると加工の手間の分だけ労力が必要になりますが、効果が確実な油膜取りを安価で調達できるのは大きな利点だと思います。
Uchidaさんどうもありがとうございました。
※ 以下は主旨を損ねない範囲で、文章も少し編集してあります。

 
超簡単・確実・ほぼ只の油膜取り

Uchida 2008/01/13


使用材料:

1.(蛇腹で曲がるタイプの)ストロー2本
2.
オモリ4号=15g程度(小石でもOK)
3.
輪ゴム1本
4. エアーチューブ2本



構造は画像で一目瞭然だと思います。


・ストローは外径約4.3〜4.4mm位か?16cm程の長さのものでジャバラ状に曲げられるもの
・ストロー2本を差し込んで繋げオモリと輪ゴムを写真の様につける(水中でこの形を保つ為)
・外のストローにエアーチューブを繋げ水面より5〜60cm位下で排出(最初は口で吸って出す)
・水槽にもう一本のエアーチューブから給水 これでオーバーフロー分が水面より排出される


排水側はストローの吸い込み口が水面から2〜3mm下になる用に
折り曲げたストローのジャバラ部分を水槽のフチに引っ掛けます
エアーチューブを外に出ているストローに差し込み水面から5〜60cm
下でバケツ等に排水します(水槽には戻さず捨てます)

給水側は無くても良いのですが、水の減った分を足すため別の
エアーチューブ(排水と同じ位の量でにするため)で水槽より高い部分から
流入させます。私の場合4リッターを給水、4リッターを水面から排水して
油膜を取っています。約5分位です。

やってみると空気を巻き込む音と共に排水され、1〜3リッター位でほぼ取れます(45cm水槽で)点滴給水でもOKのようです。
テスト条件:45×30×30水槽 外掛けフィルター(小流量で)



 


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