蛍光灯とパイプがぶつかる部分
                                                                                          02.01.06


 

 蛍光灯を水槽の上に2基以上載せようとすると、外部密閉式フィルターのパイプがじゃまで、蛍光灯がきちんと載らないことがあります。
 そんなときは、思い切って蛍光灯のケースに切り欠きを作ってしまいましょう。

 用意する道具は、3つだけです。

 ・ 鉛筆と定規 ←切り取る部分の下書きに使います
 ・ ノコギリ ← 柔らかいケースの場合は大きいカッターナイフでもOKです
 ・ 大きいカッターナイフ

 この3つです。

 

< 手順 >

 次に、実際の作業の手順を、「ニッソー スティングレー 106」に「ニッソー カラーライト600・2灯付」を2基載せるところを例に採って説明していきましょう。

1.「ニッソー スティングレー106」に外部密閉式フィルターを取り付け、そこへ「ニッソー カラーライト600・2灯付」を2基載せると、蛍光灯の後ろの部分がフィルターのパイプにあたってしまうはずです。
 そこで、このパイプにぶつかっている部分を切り取るわけですが、そこにはシールが貼ってあります。このシールには大切な情報が書かれているので、捨ててしまってはいけません。いったん剥がして、右へずらしてまた貼っておきましょう。
2.次に、実際に水槽の上に蛍光灯を載せ、パイプにぶつかっている部分の形を、蛍光灯のケースに鉛筆で写しとります。 3.そして、蛍光灯を水槽から下ろし、写しとった形を定規と鉛筆を使って整形します。
4.次に、その鉛筆の線にそってノコギリで切れ目を入れますが、「ニッソー カラーライト600・2灯付」の場合、ケースが軟らかいので、ノコギリでは無く、大きいカッターナイフでも切れ目を入れることができます。

 切れ目を入れるのは、画像にある部分だけです。当然のことながら、ノコギリでは横向けの部分に切れ目を入れることはできません。

5.横向けの線は、カッターナイフを使います。
きちんと定規をあてて、弱い力でゆっくりと何度も繰り返し線をなぞって下さい。ある程度の深さまで切れたら、あとは手で折り取れるはずです。

これで完成です。

このとき、一度で切り取ろうとしてカッターナイフに力を入れ過ぎると、刃がすべって大ケガをする危険性があります。注意しましょう。
また、カッターの切れ目がある程度の深さになっていないと、手で折り取ったときにきれいに仕上がりません。

このようにして切り欠きを作った蛍光灯を水槽に載せると、こんな感じになります。

 



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