■GOOD AQUA■

バケツに関する情報
  


03.03.14


 バケツには、「特にこれが水槽に向いている!」といったようなものは無いと思いますが、選択にはちょっとしたポイントがあります。

<ポイント1>10リットルよりも大きめの、12〜13リットルのものを選ぶべし。

 水をバケツに実際に入れるとき、フチのギリギリまで入れる人はいないですよね。そんなことをすれば、バケツを持って運べなくなってしまいます。みなフチより少し下のあたりまでしか入れないはずです。すなわち、「容量10リットル」のバケツだと、8〜9リットルの水しか扱えないわけです。
 この点、水槽の水を抜いたりするだけなら別に8リットル入りでも9リットル入りでも問題はありません。
 しかし、水槽に使う塩素中和剤や粘膜保護剤、魚病薬といったものは、たいてい10リットル単位でその添加量の指示がされています。
 したがって、バケツの水も10リットル単位の方が何かと計算し易いです。
 つまり、水はフチのギリギリまで入れないのが普通なのですから、10リットルの水を運ぼうと思ったらバケツはそれより大きめの12〜13リットル入りのものが良い、ということになります。

容量13リットルのバケツ。
こちらも同じく13リットルのバケツ。
但しこちらの方の底面はやや広めです。
底面は広い方が使い易いです。

<ポイント2>稚魚・稚エビを発見し易い色のものを選ぶべし。

 換水のため水槽からバケツに汲み出した水を排水口に流していると、水槽からうっかり吸い出してしまった稚魚や卵、稚エビなどをバケツの底に発見することがあります。しかし、バケツの色によっては稚魚や稚エビが見つけにくいものもあります。
 「どの色だと見つけ易くてどの色だと見つけにくいか」は稚魚の種類・色によるので一概には言えません。自分で様々なものでためしてみて、その色のバケツを買いに行きましょう。バケツの色によって発見の確率に差が出るのは私の経験上まず間違いないと思いますので、購入にあたっては、このあたりのことにも気を配ってみて下さい。

<ポイント3>バケツのフチはクチバシ状だと使いづらい場合もある。

 普通のバケツと違って、フチの部分が鳥のクチバシのようになっているバケツもあります。このタイプのバケツは、水を注ぐときに周りに水がこぼれにくい構造のため、一見、水槽に向いているように思えます。
 しかし実際に水槽に水を注いでみれば分かりますが、クチバシのようになっている部分に水が集中するために、底砂が掘れてしまうことがよくあります。特に底床にソイルを使っていると、水で掘れるととともに土がもうもうと巻き上がってしまいます。それを避けるために、バケツから注がれる水を片手で受けようと思うと、バケツを片手で持たなければならなくなります。バケツを片手で持ってそろりそろりと注ぐのはとても重労働です。よって、仕方なく、バケツを水槽のフチに置きこれを片手で支えながら注ぐことになるはずです。しかし、これだと水槽に無理な力がかかってしまい危険です。
 よって私は、普通のフチのバケツの方がかえって使い易いのではないかと思います。

 

<その他の情報>

●バケツに目盛をつける
 ちょっとしたコツなのですが、私は、自分が使っているバケツに油性ペンで目盛をつけています。目盛はたくさんつけ過ぎるとかえって見にくくなるので、2、5、8、10リットルのところだけに打ってあります。
 これは、塩素中和剤などの調整剤を入れる時の計算間違いを防止するためです
 また、病気の魚を一時的にバケツに移して飼うときにも、この目盛があると便利です。実は以前、私は、バケツにはじめからついていた目盛を読み間違え、薬浴のホルマリンの濃度を高くし過ぎてしまったことがあります。これでディスカスに大ダメージを与えてしまいました。その時の失敗に懲りて、以降、油性ペンでしっかり目盛を書くようになったのです。
 同じ失敗をする心配がある方は、ぜひ目盛を打っておきましょう。

●100円のバケツ
 最近、100円ショップ(ダイソーなど)で、10リットルのバケツが売られるようになりました。
 以前からバケツは売られていたのですが、みなもっと小さく、水槽周りで使うには不便なものでした。
 しかし、容量が10リットルあればけっこう用が足ります。もちろん、上に書いたようなことを考えればもっと大きい方がベストですが、何より「100円(105円)」というのが嬉しいです。
 ちなみに、ホームセンターで普通に売られている13リットルのバケツだと、だいたい400円から700円ぐらいします。



●多機能のバケツ

 色々な機能がついているバケツもあります。
これはショップでもらった日動の販促用バケツ「STEP BUCKET」。フタがついていて閉めると踏み台にもなります。滑り止めがついていますし裏側には補強のためのリブがつけられている優れものです。おそらく洗車用のバケツとして開発されたものでしょうね。
水の注ぎ口がついていたり、そこにホースを留めておくためのリングがついていたりします。もちろんリングは取り外せます。

 市販されているバケツには他にも色々な機能を備えたものがあります。値段は少々高めのものが多いですが、アクアリストにとってはホースを留めておける機能などはありがたいはずです。


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